ガスコンロの正しい選び方は?種類や特徴をしっかり解説

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ガスコンロの正しい選び方は?種類や特徴をしっかり解説

お料理が好きな方にとって重要な「ガスコンロ」。


最近では多くの便利な機能がついていたり、天板の材質を選べたりするので、どんな判断基準で選ぶべきかとても難しくなってきています。

調理の導線などを考えるとあれもこれもと夢が膨らんでしまいますが、基本的なことを理解していないと後悔してしまうかもしれません。

そこで本記事では、それぞれのご家庭のライフスタイルに合わせた選び方の一助となるようにガスコンロの基本知識を詳しく解説していきます。

ガスコンロの買い替えや新築の検討されている方は是非ご一読ください。

ガスコンロの選び方

ガスコンロと一口にいっても、今はメーカーも多く様々なタイプが販売されています。決して安い買い物ではないため、後悔がないようにしたいですよね。

そうはいっても「どこを見て検討すべきかわからない」が本音だと思います。ここではガスコンロの選ぶ時に、見るべきポイントについて解説します。

点火方法

ガスコンロの点火方法は下記2つです。

  • つまみ式・・・昔ながらの押しながら回して点火
  • ボタン式・・・長押しして点火

メーカーによっては、ボタンを押してつまみを回して点火するタイプも販売されています。ボタン式は押してすぐに点火できるため、チカラが弱くなるシニア層にもぴったりです。

つまみ式や現代のボタンを押してつまみを回すタイプは、簡単に点火することができないため、子どもがいる家庭は安全に使用することができます。

ご家庭の状況に合った点火方式を選ぶと、購入後の使いにくさを感じることがありませんのでチェックしましょう。

設置スペースとガスコンロの幅をチェック

ガスコンロを設置するスペースの幅によって導入するガスコンロのサイズも変わります。据え置き型の場合は56cm幅と59cm幅(60cm幅と表記がある場合もあります)、ビルトイン型の場合は60cm幅と75cm幅が一般的なサイズです。

壁が左右どちらにあるか

2口のガスコンロには「標準バーナー」と、標準バーナーよりも火力の強い「大バーナー」が、左右どちらかに取付けられています。

ガスコンロを設置する場所の近くに壁があると、火事の原因になる可能性があるため、壁の反対側に「大バーナー」を設置しなければなりません。バナーの火力を確認し、設置場所に適した商品を選んでください。

お手入れのしやすさ

最近は汚れが落ちやすい素材が使われていたりしますが、天板や五徳がお手入れしやすいかも必ずチェックしましょう。

天板は素材に注目してみると良いです。
例えばガラストップ製の天板は、コーティングされていて汚れも落ちやすい上に、カラーも豊富でキッチンまわりのインテリアとも合わせやすいです。

もう1つがホーロー製の天板。ホーロー製は耐久力が高く、フッ素コーティングなどが施されている場合はお手入れが容易です。それぞれに特徴があるため、家庭に合っているものを選ぶと良いでしょう。

お手入れが面倒な五徳は、取り外してそのまま掃除できるガスコンロが増えていますが、汚れがつきにくい五徳も販売されているのでこちらもチェックしましょう。

天板の材質で価格をチェック

予算のアタリがつかないかもしれませんが、多くの製品情報を確認して、何となく予算感を決めておきましょう。ここが定まらないと製品の選択にかなり苦戦します。特に天板の材質によってかなり金額が左右するため、予算を決めてから検討しましょう。

因みに天板の種類は大きく分けて以下の4種類です。それぞれの特徴やコスト面を加味して検討しましょう。また、天板は材質なのでなるべくは実際に目で見て触れて判断されることをオススメします。

  ガラストップ ガラスコート フッ素加工 ホーロー
コスト 高額 やや高額 やや安価 安価
メリット 強化ガラス素材のため熱に強く、手入れが簡単。清潔感と高級感を併せ持ち最もデザイン性が高い。 ホーローにガラスをコーティング。耐久性と美しさを併せ持ち、色の種類が豊富。     鉄素材にフッ素をコーティング。シルバーやブラックのカラーリングが多い。 鉄の上にガラスを加工している。研磨に強く傷つきにくい。  
デメリット 強い衝撃に弱い コーティングが剥がれる可能性あり 塗装が剥がれやすく、サビる可能性あり 塗装が剥がれやすく、サビる可能性あり

ガスコンロの種類 

そもそもガスコンロは大きく分けて「据え置き型」と「ビルトイン型」2種類があります。

買い替えの場合は、基本的に同じ型のガスコンロを検討することがほとんどだと思います。しかし、ガスコンロも安い買い物ではないため、各タイプの特徴を知ってどちらを購入するか慎重に考えたいですよね。

ここでは、ガスコンロの種類「据え置き形」「ビルトイン型」についてと特徴を解説していきます。

据え置き型コンロ

※画像引用:「パロマWITHNA(ウィズナ)|NITTOHおすすめ商品Navi

 

名称からなんとなく予想がつきますが、据え置きガスコンロとはテーブルコンロのタイプの1つで、ガス台に上に設置し使用するもののことをいいます。

細かな工程は発生しますが、大まかにガス管とガスコンロをゴムホースで接続するだけなので、購入してからすぐに使うことができます。業者の手を借りずに自分で設置することもできるでしょう。

また、後述するビルトインコンロと比較して安価に導入ができるため、手軽に安くガスコンロを購入したい方には非常にオススメです。

デメリットは、清掃の手間がかかること。ビルトイン型と比べて凹凸が多いため、それだけ汚れの付着する箇所が複雑化します。

ビルトイン型と比較すると機能面でも劣りますが、日常の調理において大きな差が生まれる訳ではありません。コストや導入までの時間や手間を天秤にかけて検討すると良いでしょう。

ビルトイン型コンロ

※画像引用:「リンナイLAKUCIE fine(ラクシエファイン)|NITTOHおすすめ商品Navi

ビルトインコンロとは、最初からキッチン部分と一体化したタイプのコンロです。空間に溶け込むデザインのため、キッチンの一体感をより好む方はビルトインコンロ一択なのではないでしょうか。

また、テーブルコンロと比較すると非常にフラットな構造となっています。汁受け皿がなくなり、バーナーまわりがカバーされている構造、ガラストップを使った天板が主流となりつつあるため、拭き掃除だけで十分綺麗になります。お掃除やお手入れが簡単にできるため、日常のメンテナンスの手間がかかりません。

金額が高額な分、機能については据え置き型よりも充実しています。
ほとんどのビルトインコンロはガスタイプで、火力調節やグリル機能に優れています。

グリル機能は最上級であり、メニューに合わせて火加減などを自動で調節できるだけではなく、焼く、煮る、蒸す、無水調理、燻製などができるため、調理の手間を削減しながら様々な料理に挑戦することができるようになります。

さらに、デザイン面を重視する方はビルトイン型をオススメします。
ガス栓をキッチンの内部に収納する形になるため、ごちゃごちゃとせずキッチンの外観を美しく整えられます。

天板のカラーも任意にカラーにできるため、実現したいインテリアとキッチンデザインの統一感が増すことでしょう。

おわりに

天板が決まったらグリルやゴトク、機能面などの細かな部分の検討に入ります。

本記事では割愛しますが、グリルや機能面は特に奥が深く料理風景をイメージできるため検討自体がとても楽しくなることでしょう。ぜひ自分に合ったガスコンロを選び出してくださいね。

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