【外出時、エアコンは止める?つけっぱなし?】節電になるのはどっち?

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【外出時、エアコンは止める?つけっぱなし?】節電になるのはどっち?

年々、平均気温が上昇し、日本各地で最高気温記録などというニュースを目にしますね。

「電気代を節約するために、なるべくエアコンを使わずに過ごしたい」
そう思っていても、真夏・真冬にエアコンを全く使わない生活は難しいもの。

節約のために、下記のような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

  • 外出時だけエアコンを消したいけど、つけっぱなしとどっちが節電になる?
  • 短時間の外出なら、エアコンはつけっぱなしでも大丈夫?

そこで今回は「エアコンはこまめに消したほうが良いのか、つけっぱなしが良いのか」を解説していきます。

【結論】エアコンはつけっぱなしのほうが節電になりやすい

エアコン 部屋

結論から言いますと、日中(おおよそ9:00~18:00くらい)は外気温が高い時間帯のため、「つけっぱなし」のほうがトータルの消費電力が下がる傾向にあります。

なぜなら、外気温とエアコンの設定温度との差が大きく、起動時の消費電力量が多いからです。下記のグラフを見てみましょう。

エアコンを消した場合とつけっぱなしにした場合の消費電力量のグラフ

※引用元:DAIKIN「”つけっぱなしがお得”という説は本当なのか検証せよ!」

エアコンは起動時に多くの電力を消費します。こまめに消したり、つけたりを繰り返していると、起動する度に多くの電力を消費する回数が多くなることがわかります。

そのため、エアコンをつけっぱなしにして初回の起動回数が少ないほうが、電気代が安くなるといえます。

1時間以上、外出するならエアコンは消したほうが良い

つけっぱなしのエアコン

エアコンを消して再び部屋を暖めたり、冷やし直すには電力を多く使うことがあります。

そのため、短い時間の外出(例えば10〜20分程度や1時間以内)であれば、消さないほうが良いでしょう。

一方、2時間や3時間など1時間以上外出するのであれば、一度エアコンを消し、帰宅後にエアコンのスイッチを入れたほうが電気代はかかりづらくなります。

エアコンは部屋が設定温度になるまでに電力を多く消費するので、設定温度に達した後(安定運転)は、そこまで多くの電力を必要としません。

下記を参考にみてみましょう。

エアコン効率

画像引用:これからデンキ|中部電力ミライズ

エアコン起動後、設定温度に達するまでに多くの電力を消費しています。また、設定温度に達したあとの電力は一定で負荷が少ないです。

そのため、数分の外出後にエアコンをつけると、消費電力の山が増えるので電気代がかかってしまうことが予想できます。

上記はあくまで目安です。 「使用のエアコン」「部屋の間取り」「天候」などの条件、消費電力の差で電気代も若干変動することがあります。

まとめ

今回は「外出時はエアコンをつけっぱなし、消すどちらが良いか?」について解説しました。

エアコンは起動時に多くの電力を消費するので、数分や1時間以内の外出時はつけっぱなしの方が電気代が上がることは少ないです。しかし、3時間や半日など長時間外出する場合はエアコンを消すようにしましょう。

電気代がかかる真夏や真冬。少しでも電気代が節約できるように、外出時もエアコンをうまく使ってみてくださいね。

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