気になるお風呂の鏡に付いた汚れ。その原因や掃除方法をご紹介!
知っ得豆知識
お風呂の鏡に付いた汚れ。気になりませんか? 白い斑点がたくさんあって気になるけど、そんな掃除してないな。という方は多いのではないでしょうか。
お風呂掃除で浴槽のみを掃除してしまって意外と忘れてしまうお風呂の鏡ですが、気になるとしっかりと綺麗にしたいですよね。
今回はお風呂の鏡に付いた汚れの原因や掃除方法を解説します。
鏡を清潔にするのはなぜ重要か
そもそも、鏡を清潔に保つことはなぜ重要なのでしょうか。
病気の元になる可能性も
普段から利用している鏡は掃除をせずに放置していると、病気の元になってしまう可能性もあります。
鏡の汚れは細菌やかびの繁殖を促進してしまい、衛生上の問題を引き起こす可能性があります。これらの菌は健康リスクを引き起こす可能性があります。特に、水あかによって発生したかびはアレルギーを引き起こす原因になる可能性があるため、注意が必要です。
また、一緒に利用する友人や家族がいる場合、自分自身は良くても、大切な人が病気などにかかってしまう可能性が高まります。
これらの病気などを引き起こさないためにも、綺麗に保つことはとても重要です。
清潔さは精神面にも繋がる
鏡の清潔さは、個人の精神面にも影響を与えます。
一番に考えられるのは、自己肯定感と自信に繋がります。綺麗な鏡は自然と光を反射し、自身の顔が普段よりもトーンアップして見えることが多いです。自身の顔を見た時に、神経伝達物質であるドーパミンを放出することが確認されており、その物質が人のモチベーションに大きく影響を与えることも分かっています。綺麗な鏡で自分の顔を見ることは、やる気の上昇に繋がる可能性もあります。
反対に綺麗ではない鏡は比較的光を反射しないため、普段より自分の顔が暗く見え、モチベーションや自信の低下に繋がる可能性があります。
普段から感じる精神面においても、鏡の清潔さはとても重要です、
鏡の汚れの原因とは
気になるのはその原因です。
何といっても原因を知らなければ予防はできません。
水あかは水道水に含まれる成分が原因
主に考えられる水あかの原因の一つは、水道水のミネラル成分が考えられます。お風呂を利用することによって水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル成分が蒸発して鏡に付着し白い汚れを形成します。
湿気の多い場所は特に水あかが発生しやすくなります。水あかはアルカリ性の性質を持ちます。そのため、掃除をしたい場合は中和の性質を用いて酸性の洗剤や液体を用いることで、比較的容易に汚れを落とすことができます。
シャンプーなどの石鹸カス
また、石鹸カスも鏡汚れの原因になります。
お風呂で使ったシャンプーやボディソープが鏡に飛んで付着し、白い汚れを作ります。付着した後、シャンプーの成分が蒸発し、鏡に残ることで汚れを形成します。
水道に含まれるミネラル成分が石鹸と発生して汚れの原因になったり、水あか同様シャンプーに含まれるアルカリ性の成分が水と反応することで、鏡の表面に汚れとして残ります。
中和の性質を活かして酸性の洗剤を使ってみましょう。
曇った鏡…その元凶は手垢
ついつい鏡に付いた汚れや水滴などを取ろうとして手で触ってしまわないですか。 その少し触ったのが鏡の汚れに繋がるかもしれません。
手の皮脂は酸性の性質も持ち、べたべたしているのが特徴です。皮脂は元々肌を刺激から保護するためにあるのですが、鏡にとっては汚れの原因になってしまいます。
皮脂は酸性の性質を持つため、アルカリ性の性質を持った洗剤などを使いましょう。
ホコリや皮脂がつく風呂や洗面所の鏡
鏡の汚れは何もお風呂だけではありません。洗面所にある鏡にも注意が必要です。
洗面所の鏡に付着している汚れの原因としては、お風呂と同様水あかや人の皮脂はもちろんあります。これらに加えて、ほこりや化粧品の成分の汚れも考えられます。
洗面所の鏡はお風呂の鏡よりもほこりが付着しやすく、これが汚れの原因となります。また、洗面所で化粧品を使用する人は多いと思いますが、化粧品に含まれる油性成分が付着し汚れに繋がります。
時間別の掃除方法をご紹介
数週間に1回のがっつりクリーニング
こまめに掃除をできない方は、数週間に一回がっつりと掃除をしましょう。
用意するものは
-
・クエン酸、重曹
・スプレーボトル
・新聞紙
・布
・中性洗剤
・マイクロファイバークロス(あれば)
まずはクエン酸や重曹を水に溶かしスプレーボトルにいれ、この液体を鏡に均等にかけて数分待ちます。その後新聞紙や布を使って鏡全体を優しく拭きます。ウロコ状の水垢が付着している場合は、丁寧に拭き取ることが大切です。
その後は中性洗剤を水で希釈し、鏡の表面に塗布します。やさしく布で拭き取り、水垢や汚れを除去します。また、鏡を拭く際は、マイクロファイバークロスを利用することをおすすめします。マイクロファイバークロスは特殊な構造で、油分などを効果的にふき取ってくれます。
数日に1回のお手軽なクリーニング
この場合はでも最初の手順はがっつりクリーニングと変わりません。
クエン酸や重曹を水に溶かしスプレーボトルにいれ、鏡全体にかけます。そして新聞紙や布を使って鏡全体を優しく拭き、あればマイクロファイバークロスで拭くことをおすすめします。
この方法は、予めお店などで道具を揃えておけば、数分で終わります。毎日の掃除が難しいという方は、数日に一回でいいのでこの方法を試してみてください。
毎回の1分を使った超簡単効果的クリーニング
一番効果的で一番簡単な方法は、使用後に毎回乾拭きをすることです。 本当に拭くだけで大丈夫です。
布や少し濡らした新聞紙を使って鏡に付いた水滴を拭くことで、とても効果的な予防方法になります。新聞紙は油汚れを拭くのに効果的なので、皮脂などの掃除に便利です。ただこの場合も鏡を手で触らないように注意が必要です。鏡を手で触ってしまうと、手垢が鏡に付着し、新たな鏡汚れの原因になります。
また、毎回の換気も重要です。鏡の汚れのほとんどは湿気が多い場所で発生しやすく、水辺のお風呂や洗面所は特に湿気が多いです。閉め切るのではなく、こまめに換気するだけでも予防法としては十分効果的です。
おわりに
今回は、お風呂の鏡の原因や掃除方法をご紹介しました。
鏡を清潔に保つことは、病気などの発生を防ぐことはもちろんのこと、個人のモチベーションや自信の維持に繋がる可能性があります。意外にも、清潔に保つ具体的なメリットは多いです。
掃除方法は、掃除のためにとれる時間によって異なります。一番良いのは毎日の本当に少しずつ掃除することですが、ご自身のライフスタイルに合わせて掃除方法を考えてみてください。
▼バナーをCLICK! 「お風呂・トイレ・洗面台のお悩みありませんか?」