半身浴の驚くべき効果!ダイエットにもおすすめのその効果について解説
知っ得豆知識
半身浴について、知っていますか?
半身浴という言葉は耳にしたことはあるけど、その効果ややり方について詳しく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では半身浴の驚くべき効果や基本的なやり方、半身浴と全身浴の違いについて解説していきます。
半身浴の驚くべき効果とは?
半身浴はダイエットに効果的なのか
半身浴はダイエット効果があると言われています。
その理由は半身浴が一般的に基礎代謝を向上させる効果があると言われているためです。基礎代謝とは、人が日々の生命活動において無意識に消費するエネルギーのことを指します。
基礎代謝が向上することで、日々の消費エネルギーが上がり太りにくい体質に繋がっていきます。
ある研究では4週間の半身浴で基礎代謝が200キロカロリー増加したとされています。基礎代謝の向上はエネルギー消費に繋がるため、半身浴にはダイエット効果が期待できると考えることができます。
半身浴によるメリット
半身浴には以下のようなダイエット以外のメリットも多くあります。
- 血行改善
- 美肌効果
- リラックス効果
- 睡眠の質改善
- むくみの改善
それぞれもう少し詳しく解説していきます。
血行改善
半身浴のメリットとして一番に挙げられるのが、この血行改善効果ではないでしょうか。半身浴によって体が温まり、血行が改善する効果が期待できます。
血行が改善することで、疲労の回復や肩こりの解消などにも繋がってきます。冷えはそのまま体の様々な不調に繋がってくるため、半身浴によって体を温めることが重要です。
美肌効果
半身浴によって汗をかくことで老廃物が体外に排出されることで、肌のキメを整えたりハリに繋がる効果も期待できます。
加齢によって肌のバリア機能やキメは乱れていってしまいます。半身浴を継続して行うことで血行が良くなり、肌のトラブルや乾燥の改善にも繋がることが期待できます。
リラックス効果
日々ストレスを多く感じている方は、自律神経が乱れている場合があります。自律神経は交感神経と副交感神経の2つから構成されており、これらがバランスよく優位になることで日々の生活リズムを保っています。
ですがストレスを感じる場合が多いと、交感神経が優位になり過ぎてしまい体の緊張状態が続いてしまいます。半身浴は副交感神経を優位にする働きがあるため、自律神経のバランスを取り戻し、体をリラックスさせることが期待できます。
睡眠の質改善
半身浴によって副交感神経が優位になり体がリラックスすることで、睡眠の質改善の効果も期待されています。
睡眠に関して何かしらの悩みを抱えているという方も多いのではないでしょうか。ぜひ一度1週間ほど半身浴を続けてみていただきたいです。
むくみの改善
半身浴を行うことで、むくみの改善効果が期待できます。寝不足や前日の飲み、体質などで日々のむくみに悩む方も多いのではないでしょうか。
半身浴によって汗をかくことで全身のむくみの改善に繋がります。また、水中では水圧が掛かるため、水に浸かっている部分(主に下半身)のむくみ改善が期待されます。
半身浴の基本的なやり方
ここからは皆様が取り組みやすいように、半身浴の基本的なやり方について順を追って解説していきます。
ぜひここからは半身浴の基本的なマニュアルとして、参考にしてみてください。
適切なお湯の量
半身浴を効果的に行うためには、肩まで浸からないように、みぞおちの位置までお湯をためるのがポイントです。
お湯が多すぎると体全体が温まりすぎ、発汗しづらくなってしまいます。逆に、お湯が少なすぎると体が冷えてしまうため、体の半分を覆う程度が適切です。
体がゆったりと浸かれる量をキープすることで、リラックス効果とともに、じっくりと体を温め、発汗を促進できます。
適切なお湯の温度
半身浴でのお湯の温度は、38から40度程度が最適とされています。
熱すぎるお湯は短時間で体が疲れてしまい、リラックス効果や発汗促進の効果が得られにくくなります。一方で、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、じっくりと体を温め、血行を促進することができます。
また、ぬるめの温度は長時間の入浴にも適しており、負担を少なくしながら体を温めることが可能になります。
半身浴の目安の時間は?
半身浴の効果を最大限に引き出すための時間は、20〜30分を目安にしましょう。
体が温まり、発汗が促されるのに必要な時間ですが、あまり長く入りすぎると逆に体力を消耗して疲労が引き起こされる場合もあるため、無理のない範囲で行うことが大切です。
半身浴中には、適度に水分補給を行うとともに、心地よい音楽をかけたり、アロマを使用することでリラックス効果が高まります。
半身浴の注意点について
半身浴にはいくつかの注意点もあります。
まず、入浴中は水分が失われやすいため、開始前にしっかりと水分補給をし、入浴中や終了後にもこまめに水を飲むことが大切です。
加えて入浴時間が長すぎると疲労がたまりやすいため、目安時間を守ることが望ましいです。
注意点をしっかりと押さえて、効果を最大限得られるような半身浴を心掛けましょう。
半身浴と全身浴は何が違う?
そもそも全身浴の効果とは?
全身浴は、肩までしっかりとお湯に浸かる入浴方法で、全身の血行を促進し、体を深部から温める効果があります。
お湯の浮力によって筋肉の緊張がほぐれ、リラックス効果が得られるため、心身ともにリフレッシュできるのが全身浴の特徴です。
血行が良くなることで新陳代謝が活発化し、体内の老廃物が排出されやすくなります。肩までお湯に浸かることで、冷え性や腰痛、肩こりの緩和にも効果が期待されます。
ただ、全身浴は心臓や血圧への負担が大きくなるため、心臓が弱い方や高齢の方は熱いお湯に長く浸かることには注意が必要です。
目的によっておすすめは異なる
半身浴と全身浴はそれぞれ異なるメリットがあり、目的によって使い分けることがポイントになります。
浮力や水圧による効果は水の多さによって増していくので、浮力による疲労回復、水圧によるむくみの改善の効果を得たい方は全身浴がおすすめです。
長く浸かることで発汗を促し、美肌効果や血流の改善を求める方は半身浴の方がおすすめと言えます。
また、妊婦さんや心臓への負担が気になる方は、体への負担軽減のために半身浴が適していると言えます。
ぜひ自身の体調や得たい効果に合わせて、方法を変えてみてください。
おわりに
半身浴は基礎代謝の向上によりダイエット効果も期待されています。
ダイエットの効果以外でも、美肌効果やむくみの改善、睡眠の質改善、リラックス効果など、幅広い効果が期待することができます。
本記事で紹介した方法をマニュアルとして活用しながら、是非一度試してみてはいかがでしょうか。