【手遅れにならないうちに】家庭での突然の停電に向けた準備と対応策とは?

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【手遅れにならないうちに】家庭での突然の停電に向けた準備と対応策とは?

みなさん停電に対する準備や対応策は考えていますか?

災害が頻繁に起こる日本に住んでいるとは言っても、そこまで大規模な災害は非常にまれであり、思っている以上に危機感が薄い方も多いのではないでしょうか。

しかし、停電になってからでは遅く、いざとなって困るのはご自身であり、ご家族です。

今回の記事で、停電の重要性や実際に停電時に困ること、明かりの確保について解説していきます。

一緒に停電に対する知識を深めていきましょう。

停電対策の重要性と必要な準備

停電対策 重要性

停電対策の重要性とは

停電の対策は、非常時における生活の安定と安全の確保に繋がります。

停電は突然に起こることが大抵であり、日常生活における電化製品の停止を意味し、照明が使えなくなり、冷蔵庫は機能しなくなり、暖房や冷房は使うことができなくなります。

また、それが長期間続くことで、食料の保存や連絡ができないという事態などにも繋がり、生活の質が大きく低下することが予想されます。

さらには安全面でもリスクが上昇します。夜間においては視界が限られ、事故や怪我のリスクが高まります。

温度調節ができなくなることや、食料の確保が困難になることで。生命の危機にも繋がる可能性も高まります。

このように停電への対策というのは日常生活の安定と安全を維持する上で不可欠になります。

日本における停電回数

まず、実際に日本でどの程度停電が発生するかを知っていますか。

東京電力ホールディングスが発表している、日本の1年における1件当たりの停電回数において、日本は0.13回となっています。

一見少ないように感じるかもしれませんが、これは日本において平均して10年に1回は停電を経験するということになります。

参考:東京電力ホールディングス「数表でみる東京電力」より

日本人の平均寿命が80歳であると考えると、生涯で平均して8回停電を経験するという試算になります。

どうでしょうか。思っていたよりも多くありませんか?

もちろんこれは地域や電源の確保方法によって異なりますが、今後大きな災害が予想される日本において、停電に備えることはとても重要であるとご理解いただけたと思います。

家庭用停電対策グッズの準備

突然の停電に備えるためには、事前に災害時に必要なグッズを備えておくことが重要になります。

停電への対策グッズとしては以下のようなものを用意しましょう。

  • 懐中電灯
  • 電池やモバイルバッテリー
  • 非常食
  • 防寒着やカイロ
  • コンロ
  • ハンディファン
  • ウェットティッシュやアルコール消毒液
  • 緊急時に使える簡易トイレ
  • 電池で使えるラジオ

また、必要な場合においては、持病に対する薬も手元に置いておく必要があります。

必要な対策を講じることで、停電時にも落ち着いて安全に対応することができ、それらの対応がその後の日常の維持にも繋がります。

後ほど各グッズについてのポイントなどを解説していきます。

停電時における対応策の共有

停電時に備えて、家族や大切な知人と対応策を共有するようにしましょう。

停電時は携帯などが使えなくなる可能性があり、情報の共有が普段通り行えない可能性が大きく考えられます

実際に2011年の東日本大震災では、音声通話において約70から95%の通信規制が行われました。

※参考:災害ニッポン「災害時の情報収集のコツ!通信障害や停電であわてないために」より

そのため、停電時の集合場所や情報共有手段を共有し、それぞれの安否を素早く確保することが、その後の精神状態の安定にも繋がり、余計な心配を軽減することができます。

停電時の家庭で困ることと対策

停電 必要なもの

停電時の電源確保法

電源の確保方法として挙げられるのが、懐中電灯ランタンなどの簡易照明です。

簡易照明を用意し、暗闇でも安全に移動できるようにしましょう。暗闇では思っている以上に行動が制限されます。

照明があると無いとでは、行動できる領域も広がり、安全性の面においても怪我の可能性を下げることができます。

また予備の乾電池やモバイルバッテリーも欠かせません。懐中電灯や連絡を取るためのスマートフォン、情報を取得するためのラジオの充電に必要になります。

非常食や水の確保

また、非常食や飲料水の備蓄は必須です。

電気が利用できなくなるため、保存ができる食料や水を確保しておくことで、停電時の心配を減らすことができます。

災害が発生してから救助の体制が整うまでには最低3日間が必要と言われているため、非常食に関しては最低3日間分、可能であれば1週間分程度用意しておきましょう。

水に関しては飲料用と調理用で、一人当たり一日3リットルが必要とされています。こちらも最低3日分、可能であれば1週間分程度用意しておきましょう。

※参考:農林水産省「大事な水、どうやって備えますか?」より

食料と水は生命の維持に直結するため、何よりも優先して確保しておきましょう。

可能であれば1週間と言わず、可能な限り用意しておくことが生活の維持に繋がります。

防寒着やハンディファン

停電時は当然電気が利用できなくなるため、エアコンが利用できなくなります。

春や秋といった生活を送る上で比較的気温が気にならない時期はまだ大丈夫かもしれませんが、冬や夏などの気温が生活を送る上で障害になる季節には注意が必要です。

冬には気温の著しい低下による体温の低下、夏には脱水症状など、命に繋がることもあります。

冬は予め防寒着やカイロを用意しておき、体温の維持に努めましょう。

夏は電池で使えるハンディファンなどを購入しておき、暑さを少しでも和らげる対策を考えておきましょう。

衛生用品やトイレの対策

災害時には衛生用品の確保や簡易トイレの用意が必要です。

衛生用品に関しては、除菌スプレーやウェットティッシュ、万が一の救急用品を備えておくことが推奨されます。

これにより手や体の清潔を保つことができ、感染症などの対策に繋がります。

また、トイレに対する対策は必要です。

停電時に断水が起こっていなければ、一般的なトイレは利用することができます。しかし電力を必要とするタイプのトイレも存在し、停電時に利用できなくなる可能性もあります。

その時重要になるのが「簡易トイレ」です。衛生環境を確保する上でも、簡易トイレの準備をしておくと安心です。

ただ、電力を必要としないタイプのトイレであっても、断水時に備えて簡易トイレを用意しておくことを推奨します。

まずはご自宅のトイレが、排水時に電力を必要とするかを確認しましょう。

太陽光発電と蓄電池の導入で停電に対する備えを

太陽光発電を予め導入することで、万が一停電が起きても、発電機器に故障が無ければ発電をすることができます。

手動で自立運転に切り替えることで電力を利用することが可能です。

しかし注意点として、太陽光発電は太陽が出ていない夜間は発電をすることができません。夜間の方が圧倒的に電気は必要ですよね。

そのような太陽光発電の弱点を補うのが蓄電池です。

蓄電池を導入することで、昼間に太陽光発電を使って発電した電気を貯めて置き、夜間に利用することができます。

太陽光発電と蓄電池を導入し、万が一の停電に備えましょう。
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停電時の明かりとライトの確保

停電時 ライト 明かり

懐中電灯の種類と選び方

乾電池には、電池式の物や充電式の物、手回し発電式の物などがあります。

災害時の備えとしては、電池式がおすすめです。

手回し発電式の物は、光量不足が起こりやすいため、不便な面がとても多くなります。

充電式は電気が必要であり、非常用の電源を確保できる場合は良いかもしれませんが、停電時には電気が利用できなくなる場合が多いため、電池式の方が適していると考えることができます。

懐中電灯を長く使うためには電池の用意が必要になります。なるべくたくさんの電池を災害用として確保しておきましょう。

ライトのおすすめ置き場所

おすすめの置き場所としては以下のような場所が挙げらえます。

  • 寝室や枕元
  • リビング
  • 玄関やガレージ

まず、寝室や枕元に懐中電灯を置いておくことで、夜間の就寝中に停電が起こった時でも、素早く光を確保することに繋がり、その後の行動がしやすくなります。

更には家族全員が集まるようなリビングに設置しておくことも推奨されます。これにより家族全員が迅速に明かりを確保することができます。

また、玄関やガレージといった家の出入り口にも置いておくことが重要です。外出時に停電した際、家の中に入る時の安全性を確保することができます。

今では携帯がライトの代わりになるかもしれませんが、携帯は情報の取得や連絡のために必須の機器となります。

無駄な電力消費を避けるためにも、ライトを備えておくようにしましょう。

おわりに

今回の記事では、停電対策の重要性や停電に想定される問題点、停電時に必要になるライトの種類や置き場所について解説しました。

停電は日常生活に支障をきたすだけでなく、場合によっては生命の危機に直結します。

停電になってからでは絶対に手遅れになります。

ご自身の安全だけでなく、ご家族の命を守るという観点においても、万が一の停電に備えてやれることから備えていきましょう。

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